GAiGO号は上陸中です。
今年の
ゴールデンウィーク、
鹿児島外語学院(GAiGO)は
中途半端な飛び石連休では思い切って遊べないでしょ!ということで、前後の日程を調整して、4月29日(火)から5月5日(月)までを
7連休にしました。
これだけ「遊び」の大切さを全面的に出す学校はあまりないかもしれないですね;) でも人生遊びがあってナンボでしょ!?もちろん、遊びといっても外に出て、体を動かして、人と交流してといった積極的な趣味のことですよ。(残念ながら鹿児島の人は遊びといえばパチンコというような人が多いようで・・・中心街の天文館のメインアーケードまでもがパチンコだらけという惨状です++;)
それはさておき、4月29日(火)正午過ぎにGAiGO号は鹿児島市の南部・谷山にあるヨットヤードKMSに向けて出港。
空は厚い雲に覆われていたものの、時折細かい雨が数滴落ちてくる程度。
港の出口でCoast Guardとすれ違い、桜島を左手に見てひたすら南下。
人工島のマリンポートかごしまには、大型観光客船『Millenium』が寄港していました。
曇り空の中を出港
海上保安庁のCoast Guardが入港
大型観光客船が寄港中
◆
そして5月4日(月)に作業再開。
船底の表面をこすってちょっときれいにしてから塗料を塗りました。
船上の木部もチョコレート色のニスを塗布。
あっという間に連休もほぼ終了;;
ヤードには故障していたマスト灯を船の先頭に付け替える作業もお願いしているので、係留代金は同じままで今週末に取りに行くことになりました。
1年振りにもかかわらず船底はほぼきれいなままでした。
◆
しかし、ヨットヤードで作業していた別のヨットのクルーから衝撃的な事実を知らされました。
なんと20年以上続いてきたこのレースから、スポンサーの鹿児島市と地元テレビ局のKTSが手を引いたというのです++
今年からはJSAF(財団法人日本セーリング連盟 外洋南九州)が主催するようです。
ただし、参加条件はJSAF登録艇のみ。年会費を払って加盟する必要があります。
GAiGOが出場対象となるCレースについては、艇長以下乗員の1名以上が加盟する必要がありますが、艇長の登録費用は29,000円。これに加えて、レース自体の参加費が1艇あたり20,000円、乗組員1人当たり3,000円。実際には火山めぐりヨットレース以外でJSAFに関わることはないでしょうから、1回のレース参加と必要のない季刊誌?月刊誌?のために年会費を払うということになります。どうやら一部のヨットクラブは参加を見合わせるらしいですし、GAiGOも微妙な感じです。。。
鹿児島は観光がヘタだといわれますが、ヨットレースの写真を観光パンフなどでも使っておきながら、これが現状です。。。
これだけ恵まれた自然環境を持ちながら生かしきれないのは、結局役人が「遊んでない」からじゃないかなあ。どこに行っても街中がパチンコだらけの現状にも重なってなんだか悲しくなります。。。
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