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Posted by チェスト at

2012年08月03日

ミシマカップヨットレース

7月28日(土)に開催されたミシマカップヨットレースに参戦しました。


ミシマカップは、鹿児島本土と種子島・屋久島の中間に位置する三島村(竹島・黒島・硫黄島)が主催するヨットレースで、台風などの中止をはさんで今年で17回目でした。


これまでは鹿児島市の喜入(きいれ)から硫黄島(いおうじま)までのコースでしたが、昨年度から村営のミシマフェリーが薩摩半島最南端に位置する枕崎に就航したのを記念して、スタート地点が枕崎 に変更になっています。


今回は、GAiGO を所有する鹿児島外語学院(GAiGO)を設計した前田氏所有のLEAD号で参戦しました。前田氏とマスヤマ氏(78歳!)は前日に鹿児島市内の港から枕崎入り。

私は、GAiGO のクルーであるサトウ氏とともに、前日の夜に前田氏の奥様の車で枕崎入りし、そのままヨットで就寝。外はかなり涼しい気候でしたが、船内は暑くてよく眠れませんでした困ったな












レースには、県内外から25艇が参加しました。遠くは兵庫県からの参加です。
当日は朝6時にスタートでしたが、リコールがあり、20分後にスタート。
風向きは北からの追い風で、スタート直後からスピンを張る船が多かったのですが、ほぼ無風・・・うわー






スタート地点の朝焼け






薩摩富士とも称される開聞岳
霧と雲で3層の美しい景観





開始2時間後にはリタイヤしてエンジン走行で硫黄島に向かう船が続出ダッシュ
昼前からは風が吹き始め、LEAD号も順調に進みましたが、硫黄島まで3キロ前後のところでタイムアウト。エンジン走行に切り替えて硫黄島に到着しました。








実は種子島カップで優勝経験があるLEAD








スピンで走行






硫黄島






硫黄島の港。酸化鉄の影響で海は赤茶色に染まっています。
ワイルドに切り立った崖が魅力です。






結局この日は風に恵まれず、最終的には8艇がリタイヤ。
タイムリミットの午後3時までにゴールできた艇は1艇もなく、レースはノーコンテストになりました。







湖のように穏やかな海面困ったな





2~3艇をライバルとして走行





しかし、それでもこのレースは参加者の誰もが心待ちにしているのですラヴ
その理由は、硫黄島の壮観な景色と、何より三島村の村民挙げてのおもてなしです。
このヨットレースは三島村にとって一年の一大行事であり、3島の村民が全員集合して参加者を歓迎してくれます。




とりあえず、到着後は、青年団の方の車で名物の東温泉温泉へ。
眼前に海が広がる屋外のワイルドニヤリ天然温泉です。



そして、午後6時からは、歓迎イベントクラッカーが行われました。
村民が出店するブースで特産品などの食事を楽しみ、その後はバーベキュー肉も振舞われました。
切り立った崖の目の前に設置されている常設ステージでは、まず表彰式が行われました。とは言っても、レースは成立しなかったため、各賞は事前に抽選!?で決められましたニヤリ

そして、なんとLEAD号Aクラス2位キラキラを勝ち取り!?ましたクラッカー



ほかにも、レース艇ではないため普段は賞には無縁だというチームが複数受賞し、ステージ上で大喜びUP
このユルさミシマカップの魅力ですにっこり



表彰式に続いて、アマチュアバンド演奏音符や、魅惑のラヴ種子島のタヒチアンダンス、そしてフィナーレは、三島村の文化として定着したアフリカの打楽器・ジャンベの演奏音符アフリカンダンスがあり、夜10時までおおいに盛り上がりました。



このヨットレースは本当に三島村の方々の心のこもった手作りのイベントで、参加者は毎年心から楽しみにしています。こんなに心の温まるハートヨットレースは、日本中探してもないかもしれません。



残念ながら携帯のバッテリー切れうわーで、肝心の歓迎イベントの写真が手元にありませんが、手に入り次第アップします。
  


Posted by GAiGO at 23:49Comments(4)ヨット