2013年07月23日
火山めぐりヨットレース第2レース
7月21日(日)、鹿児島カップ火山めぐりヨットレースの第2レース「錦江湾トライアングルレース」が鹿児島市の鴨池沖で開催されました。湾内に設置された3つのブイを反時計回りに2周するレースです。







当日は、ヨットレースの特別番組を制作する地元テレビ局のKTSのカメラマンとレポーターの井之上彩香アナウンサーがGAiGOに乗船し、密着取材。
しかし、朝の集合時間になっても港に現れず、もしや
と担当ディレクターに電話を掛けると、案の定、臨時ハーバーが設置されているマリンポートかごしまに向かっていました。急いで向かってもらい、予定よりも30分遅れで出港。全速力でスタート地点に向かい、なんとかスタート時刻10分前に間に合いました
いきなりのダメっぷりを披露してしまいました。



9:00のA・Cクラスのスタートに続き、9:10にC・Dクラスがスタート。(GAiGOはDクラス) しかし、前日に引き続き、スタート後はしばらく微風状態が続き、A~Dクラスが群れた状態でのんびり進んでいます。いつもはあっという間に見えなくなってしまう艇がまだ視界にいます

早速、別のカメラを載せたモーターボートが近づいてきて取材開始。

「レースをやる雰囲気が感じられないですね
」(レポーター)

「
やる気は漲ってますよ!」(GAiGO)


「目標は?」(レポーター)
「優勝です
」(GAiGO)


・・・いや~。テレビの力って怖いですねぇ(笑)

今回はテレビの密着取材ということで、その後も、同乗したカメラマンやレポーターから色々とコメントを求められました。番組中に3~4回この様子が挟まれるらしいですよ。

◆
レースはゆっくりとした展開でしたが、前日よりは風が安定しており、比較的順調にスイスイ進みました。
途中でやや風が止んだときに、取材班が用意してきたスイカ
をナイフでカットして食べました。一応の演出とはいえ、実際GAiGOの日常に近いですけどね
ここでもカメラマンの要望に応じてスイカをうまそうに貪り食ってやりました(笑)



しかし、2周目の第1マークを回ってからしばらく経った時点で、残念ながらタイムアップの3時間を経過。
GAiGOの夏はノーレースで終わりました。。。


◆
ただ、テレビ的にはここからがむしろクライマックスでした。

実はこの日は、同乗した井之上彩香アナウンサーの25歳の誕生日

そこで、事前にスタッフと打ち合わせして、クルーにも周知の上、サプライズ
によるお祝いをすることになっていました。

まずはカメラマンが井之上アナをヨットの舳先に連れて行き、タイタニックのポーズを撮影。
前を向いている隙に、私が持参していたギターの演奏にあわせて後ろで「ハッピバースデー~
」の合唱。

「なんかおかしいと思った~!!」といいつつ喜んでくれました。
さらに、後部の座席に戻ったときに、テレビ局のスタッフからのケーキ
と、GAiGOのクルーからの花束などのプレゼントが


広島出身の井之上アナは去年まであまり知り合いがいなく、こんなに大勢に祝ってもらったのは鹿児島に来て初めて
と喜んでくれました。



◆
・・・ということで、第3レースに出場しないGAiGOのレースはここで終わりました。
でも、今回はテレビ取材という特別なこともあり、記録より記憶に残る(いつものことか
)レースになりましたよ



この大会の様子は「火山めぐりヨットレース特別番組」として8月24日14:00~14:55にKTS鹿児島テレビで放映されます。
2013年07月21日
火山めぐりヨットレース第1レース終了
7月20日(土)、鹿児島カップ火山めぐりヨットレースの第1レース「錦江湾インショアレース」が、湾奥を舞台に繰り広げられました。
今年のエントリーは49艇。

スタート前

午前中はやや雲がかかっていました。

スピンでユルい追い風をキャッチ

折り返し後は風が安定。お昼寝タイム。

よい風を受けてヒールしてます!

帰港後に桜島が噴煙を上げました。 鹿児島市では今日から世界火山学会が開催されています。
◆
前日は鹿児島市のサンロイヤルホテルで午後6時から艇長会議、7時からウェルカム・パーティがありました。その中で、艇長を対象とした抽選会があり、GAiGOはJAL東京2日間のホテルパックが当りました
今年はどうやらGAiGOに追い風のようです。

◆
今年のエントリーは49艇。
GAiGOのゼッケンナンバーは44番。
ゾロ目でよい並びですが、不吉な番号でもあります。。。
午前9時10分にGAiGOのDクラスはスタート。
最後尾でスタートを切りました。
その後、湾奥の折り返し地点まで風に恵まれないものの、スピンでユルい追い風を受けながら4時間かかってようやく折り返し。この時点で後ろに3艇ほど従えています
ここでコース短縮の連絡が。ゴールが手前になり、ゴールへの期待が高まります。

その後、湾奥の折り返し地点まで風に恵まれないものの、スピンでユルい追い風を受けながら4時間かかってようやく折り返し。この時点で後ろに3艇ほど従えています

折り返し後は急に風がよくなり、終始快走!
しかし、ゴールを目前にして、時計は15時。
無念のタイムアップです。。。あと15分あればというところでした

無風状態の時はロスタイムが欲しいところです

◆
明日は地元テレビ局のKTSが乗船します。
GAiGOのダメっぷり
を期待しているようですが、風さえ吹けばそうはいきませんよ








2013年07月16日
ヨットレースでテレビ局が同行します^^
いよいよ今週末、毎年恒例の鹿児島カップ火山めぐりヨットレースが錦江湾を舞台に繰り広げられます。

2011年の火山めぐりヨットレースより
今年は、例年とは違い、レース前の19日(金)にサンロイヤルホテルでウェルカム・パーティが開催され、GAiGOは20日(土)の第1レースと21日(日)の第2レースに出場します。
そして、今回なんと!地元テレビ局のKTSが第2レースでGAiGOに同行取材することになりました
なんでも、例年は速いレース艇に同行するらしいのですが、今年はのんびりと和気あいあいとした雰囲気の画が欲しいらしいです
去年のサヨナラパーティでGAiGOのクルーと話して、外国人も含めたクルーが楽しくやってるという話を聞いたのを覚えていたようです。


そう、何を隠そう、GAiGOのヨットレースは、スタートを切った段階でとりあえず乾杯という、ユル~い展開で始まることが多いのです。しかも、錦江湾は時折まったくの無風状態になることがあり、そんなときは前に進まないどころか、潮流に流されて後ろに押し戻されることさえあるのです。。。 昔のオーナーからは「この船は昔は速かったんだけどな~
」と会うたびに言われるのです


しかし
GAiGOにとって順位は二の次三の次。

楽しんで無事にゴールすることこそが最大の目標なのです
(別に負け惜しみじゃないですよ
)


むしろブービーを狙ってのんびりとしているようなものです(別に負け惜しみじゃないですよx2
)

ただ、よい風が吹けばGAiGOは実は結構速いんです。
2009年には真ん中ほどの順位に食い込んだこともあります。
こうなったらテレビ局の期待を裏切ってチョット本気出しちゃいますか
(いや、本気といっても色々な意味がありますからね。。。
)



2013年07月15日
ヨットの整備完了!
錦江湾火山めぐりヨットレースはとうとう今週末に迫りました。
今年は入梅が早かった分、梅雨明けも早く、7月7日(日)を境に一気に夏空が広がる天気になりました。
天気やクルーのスケジュールがなかなか合わず、不安定な天候の中、GAiGOは6月29日(土)にヨットヤードに向けて午前9時に出港。案の定、途中で激しいスコールに合いながら、3時間弱かかってエンジン走行で谷山に到着。昼過ぎにクレーンで陸揚げしました。1年振りで、去年は数回しか出港していないにもかかわらず、船底は驚くほど汚れが少なく、ヘラと高圧洗浄機を使って1時間ほどで終了。
塗装は乾燥を待って翌日以降しかできないため、もろくなっていた船内の床板を新しい板で新調。事前に購入してある程度サイズを合わせてカットしていた板を加工し、メイプル色のニスを塗りました。
翌日も作業予定でしたが、天気はなんと雷雨

ということで、ヨットヤードに預けて作業を委託することにしました。


◆
7月7日(日)、ヨットヤードを出港。
局地的・瞬間的に激しいスコールが降るものの、南の空はすっかり夏空で梅雨明けを予感させます。
風も心地よく、途中でメインセールも張って走行。行きよりもだいぶ早い2時間弱で港に到着しました。
到着後、港でニス塗りなどの作業中も、時折激しいスコールに見舞われてその都度船内に避難。
昼に近くでランチをしてから作業を再開しました。

前回、残ったニスを船内の古びた階段や床板などに塗っていましたが、見違える美しさを取り戻していました!
恐らく10年以上ほったらかしだったのですが、ちょっとした補修でこんなに変わるものですね!
さあ、あとは今週末によい風が吹くことを祈るのみです。。。
